シリコンバレー滞在記 到着〜NVIDIAプレゼン編
どうもchikaです。
前回の記事は楽しんでいただけたでしょうか?
今回はシリコンバレーへ出発してNVIDIAという先述のJetsonNanoを開発した会社で自分の製作物をプレゼンするまでの内容です。
まずはざっくりとフライトがどのような感じだったのかを書きます。
成田空港→SanJose空港で約9時間のフライトでした。
機内で僕はどう過ごしたのかというと
スマブラ→機内食→スマブラ→寝る→スマブラ→寝る→機内食→スマブラ
まあ、スマブラのところで各々好きなことすれば良いと思います。
さて、長時間フライトの過ごし方についてアドバイスを
- することに困ったら寝る
- やたら乾燥するのでマスクや水分補給は必要、コンタクトも外しておく
- 血流が悪くなるので時々姿勢を変える
あと僕ではないんですが、「死ぬほど腹ペコなのでおかわりください」と
いうと機内食おかわりできるらしいです。
そうこうしているうちに空港へ到着
ホテル近くのモールでこの景色
ウヒョーッアメリカだぜい!(テンションMAX)
2週間滞在するのが楽しみです
お次は開発の場HackerDojoへ
ここは、現地のエンジニアさんやフリーランスの方たちが集う場所で、仕事を持ち込んだり趣味の電子工作を楽しんだりする場所です。レーザーカッターや3Dプリンタもあって本格的なものも作れちゃいます。
ピリピリした感じはなく雑談や笑い声もよく聞こえてきました。
よくわからないけどかっこいい壁画や卓球台もある
この場所をお借りして早速作業開始!
プレゼンまで2日というまたもやカツカツな予定、さらにJetsonNanoを絶対使えという指示の下でアイデア出しからスタート。
最終的にじゃんけん、動物、クイズをお題にして3チームに分かれました。
そして作業に取り掛かりますが、やることは同じで
カメラで学習させたい物の写真を撮りまくって、pytorchで学習させて、JetsonNanoで推論させてモデル作成って感じです。事前研修とほぼ一緒。
あるチームは一人じゃんけんと称してカメラに自分の手を見せてPCとじゃんけんをするおもちゃを作り(いや寂しすぎ...)
あるチームは動物の形にレゴを組み立てて、その動物をカメラに見せるとどの動物に似ているかを判定してくれるおもちゃを作ったり(これは本当に面白かった)
その中で、僕のチームが作ったおもちゃは、ある動物についてのクイズをWeb上で出してもらい正解だと思う動物の写真をPCのカメラに見せるとその動物の鳴き声とともにマルバツが表示されるというもの。「クイズって面白いじゃん??、さらに鳴き声が出てきたら楽しいじゃん??」という適当な感覚で作りました。
後に詳しく書きますが「適当な感覚」って重要です。
作業風景はこんな感じ
動物はネコ、ブタ、ウシ、ニワトリの4種類を使用し、ひたすらネットから画像を引っ張ってきて200枚ほどで学習セットを作りました。相変わらずメモリオーバーやGPUエラーに悩まされながらなんとかモデルを作るところまでは1日ちょっとで完成。ニワトリをネコと認識することは時々ありましたがおおむね良い感じ。
次に、MQTT通信にてJetsonとPCを繋げました。
この時、役目を終えたJetson君がまさかの処理サーバーとして大活躍!!
(もはやエッジAIとかの欠片もなくて草)
そんなこんなで完成して発表会
NVIDIA本社
多分日本にはここまで巨大でかっこいい建物は存在しない.....
隣に新オフィスが建設中で、AIに最適化設計させたらしいです。
最先端すぎる.....
さて、昼食にピザを食べながらプレゼンに突入。
オーディエンスにはJetsonの開発エンジニアや会社役員の方などが居て
「こんなもの見せても良いのか...?」と恐れ多い気持ちもありました。
「I'm a little nervous because the pizza was too hot for me」
とかしょうもないジョークを飛ばして若干笑いを起こす。
僕含め日本人二人は勢いと怪しい英語でプレゼンしていましたが、アメリカ出身のメンバーがいて、細かい説明は彼がものすごく流暢な英語でサポートしてくれました。この時以外にも、彼には英語でたくさん助けられました。ありがとう。
この制作物で学んだことは「チームプレー」と「Jetsonはサーバーとしても使える」
ですかね。あとは、Jetson関連のトラブルシューティングも勉強になった部分がたくさんあります。またどこかの機会でまとめてみようと思います。
ちなみにプレゼンが終わり好評だったのはレゴで作る動物で
「これで起業できるよ」と言われていました。スゴい
また、翌日にはマイクロソフトで同じことします(笑)
というわけで次回はマイクロソフト〜サンフランシスコ観光・CrunchrollExpo編
乞うご期待
おまけ:
美味しいやつ
海外のモンスターエナジーは全部で20種類くらいあって缶の大きさも日本の約1.5倍くらいあります。でもカフェイン量は40mg/100mlと日本と変わらないです。
アメリカはなんでも日本よりひとまわりデカい、人も食べ物も車も家も