シリコンバレー滞在記  PlugandPlay訪問~最終プレゼン・帰国編

どうもchikaです。

前回のブログは楽しんでいただけたでしょうか?いよいよ最終編です。

実を言うとアメリカに来てまだ1週間しか経っていません!

この第4編で残りの出来事を紹介します。

 

少し長くなるので読み飽きたら飯の写真を見てください

 

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最初にPlugandPlayという場所を訪問します。ここは起業を志す人たちに対し企業が資金援助やビジネス戦略についてアドバイスをしてくれる場所です。投資家へのピッチが頻繁に行われています。

 

建物の周りは緑が生い茂っていました

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これまでの提携企業が壁一面にずらりと並んでいます。

日本企業も半分ほど提携しているらしいです。

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企業は小さなブースを与えられて、日々シリコンバレーから生まれる最新技術やサービスを探しています。起業家をヘッドハンティングすることもあるそう。

 

写真の方はPlugandPlayを案内していただいたオージス総研の方

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シリコンバレーではマイクロサービスが流行っているらしいです。

とても専門的なので詳しい説明は以下のリンク

ja.wikipedia.org

qiita.com

一つのアプリケーションにあるたくさんのサービス(セキュリティ認証や検索機能など)を疎結合で繋いでおいて、どこかでエラーがあった時にそのサービスの部分だけを切り取って修正が可能になるというメリットがあるらしいです。他にも運用性が高くなるメリットが様々あるらしいのですが、ここよりもQiitaに書く内容になってしまいそうなので書きません。これを機にAPIやコンテナについて勉強してみようかな?

 

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ここで日本のお茶に出会えるとは驚きです。
  

 

さて、今週は開発作業がメインと言っていましたが何を作っているのでしょう?

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時が飛んで4日後

ここはFirefoxで有名なモジラ

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 ここで開発したものをデモします。

僕は何を作ったのかと言うと

 

 

ババンッ

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画像認識とWi-fi通信を使った素晴らしい車です!

スマホのカメラに進む方向の文字を写すとその方向に車が進んでいきます。

obnizと言うWi-fi通信を利用してWebから操作できる画期的なハードウェアを利用していて、画像認識の部分はGoogle Vision API を利用しています。

 

obniz.io

obnizはWebベースで起動するので、Javascriptでコーディングします。ハードウェアを扱うのにフロント系の言語を書くのは斬新な体験でした。

また、obnizは日本企業が開発したので日本語ドキュメントが多くて楽チン。

公式サイトを見ればすぐに簡単なIoT工作が実現するのでぜひみなさんもどうでしょうか?

 

次に、画像認識に関してですがGoolgeのサービスフル活用なのでなんの努力もしていません

たださすがはGoogleで、試した中でも日本語、中国語、韓国語、ヒンディー語のテキストはほぼ完璧に認識します。(あっ、多言語対応にしてます)

しかし、なぜかアルファベットは認識率は悪い......

 

車の土台やフレームは3Dプリンタで設計したり、HackerDojoにあったパズルおもちゃを拝借して組み上げました。

 

あと、おまけとしてジャイロセンサを利用してスマホの傾けた向きに車が動く実装もしています。いろんな動かし方があって楽しいように作りました。(笑)

動いている動画のリンクはこちら

 

YouTube

 

 

 

ランチタイムには興味を持った社員さんが見に来てくれて、Microsoftで行ったような展示会になりました。

やっぱり言葉で必死に伝えるより見てもらう方がいいのこの形式が最高。

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昼食はバイキングで、どこかのように食べ物取り放題だったので今回はプロテインバーを8本くらいいただきました。一本に30gとか入っているヤバやつまでありました。

 

 

さて、いよいよHackerDojoにて最終プレゼン

現地のエンジニアを前にして5分ほど時間をいただいて行いました。

いつもの如く怪しい英語で喋ります。

 

「I think ...the taste of pizza and potatochips is better than Japan  」

「but...they are too large for me」

本当のことですよ

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ウケは好評でプレゼンが終わった後に何人か興味を持って話しかけてくれました。実際に遊んでもらった時に「interesting!」や「Oh,cool」と言われるのは気持ちよかったです。あと、やはりJavascriptでコーディングしていることには皆さん驚いていましたね。(笑)

しばらく談笑が続いた後エンジニアさんたちが続々と帰っていくのが名残惜しい感じでした。アメリカでの生活もあと2日です。

 

 このあとは開発がないので飯食べて観光してショッピングしての生活です。

 

翌日のお昼はステーキ食べたり

 

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スタンフォード大学探索したり

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プレミアムアウトレットというお店に行って爆買いもしました。

 

ちなみにアメリカのアウトレットは日本のものより大きく、アメリカブランドは関税がかからないためものすごく安く買えます!The North FaceNIKE等が好きな人はアメリカ旅行の際にぜひ足を運んでみてください。

 

 

 

 

 

いやー、短すぎる2週間でした。

体がやっと慣れてきた頃に帰らなければいけないのは結構辛いところです。

最後に、この研修で一番学んだことを書きます。それは

前提よりも直感がウケる

やっぱりなんだか音が鳴ったり、ものが動いたりするのが楽しいんですよね。メンバーの一人に100均で買ったおもちゃをサーボモータで動かして自動演奏機を作った奴がいるんですが、一番ウケていました。彼自身、苦労はあったものの、やっていたことの殆どは楽器の固定位置調整とモータが回る角度の数値をひたすら変えることですから。(笑)

 

あと、僕のラジコンを開発する前提は「手があまり動かせない人でも楽しめるように」としていたのですが、前提を説明するのを途中でやめました。少なくともこのシリコンバレーには前提より直感の楽しさを持ち込んだ方がいいと思ったからです。方法はなんでもいいから車が動くだけで楽しいんです。

 

とにかく、これからハッカソンや工作をする機会があれば「単純に、直感的に楽しいを」もっと意識して開発したいなと思いました。

 

あと最後に、英語はカタコトでも通じます。むしろ聞き取る方が難しいです。センターやTOEICのリスニングがどれだけ易しかったかを実感しました。(笑)

 

 

 

 

シリコンバレー滞在記はこれで終わりです。自分なりにおもしろ可笑しく書いてきたつもりでしたがいかがでしょうか?

いつかハッカソンインターンがあった時にまた記事を書くので楽しみにしていてください!

 

 最後に、現地コーディネータの水野さん、引率の光永先生、他の研修メンバーのおかげで素晴らしい体験ができました。ありがとうございました。

 

 

 

おまけ:

いよいよ日本に帰れると思っていたら関東を襲った台風の影響で飛行機が欠航、、、

もう一日過ごさなければいけない羽目に、、、

そこで地味にHackerDojoのすぐ近くにIntel本社があるので行ってみることに

 

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 中には訪問者向けにIntelの歴史が詰まった博物館があり、半導体メモリの時代からズラッと技術の進化が展示されていました。意外と楽しかったです。

 

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「歴史に縛られず行動し、素晴らしいことをしよう」

 

 

サンノゼ空港は未だ欠航していたのでサンフランシスコ空港まで足を伸ばしました。

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またいつかくるぞー