2021年もよろしくお願いします

あけましておめでとうございますMOTCCiです。 初夢はなぜか無人島でサバイバルしてました。

以前Twitterに共有させてもらった「おもしろ福笑い」ですが、 色々と改良して元旦に公開できたので詳しく記事に書きたいと思います!

どんなアプリなのか

その名の通り、福笑いが遊べるアプリです。 顔は「ひょっとこ」と「おかめ」の二種類があって、顔のパーツを自由にタップ&ドラッグして遊びます。

気になる人はインストールしてみてください!良かったらTwitterにシェアお願いします!

play.google.com

Android版のみ

改良点

UI

旧UIは以下のようなデザインでした。

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ちょっとボタンが多くて何を押せばどうなるのかがわかりずらかったと思います。

でも以下の新UIでは基本的にボタンを一つにして状態によってボタンの文字をかえることでよりシンプルに分かりやすく操作できるようになったと思います。

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Twitterシェア機能の実装

Twitterにシェア」ボタンを押すとこんな感じでTwitterの投稿画面に遷移します。

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流れとしては

ボタン押下 → アプリ画面をスクショ → Twitterアプリを起動し投稿用のフォームを作成

スクショは撮影時に画面全体のViewをビットマップデータに変換することで実現しています。

以下コード

private fun takeScreenShot(view: View): Bitmap {

        return Bitmap.createBitmap(view.width, view.height, Bitmap.Config.ARGB_8888)
            .apply { view.draw(Canvas(this)) }
    }

次にTwitterアプリの起動及び投稿フォーム作成をします。

Intentを使用するのですがちょっと苦戦しました。

以下の記事で解決(Java) www.366service.com

端末のリソースにアクセスできるパッケージマネージャというものがあるんですが、Twitterアプリを探し見つかった 場合にTwitterの投稿画面のURLにアクセスするようにしています。投稿内容はIntentの要領でそのままputExtra使って渡せるみたいです。 その際、画像データをUri形式で渡さなきゃならないのでBitmapを一旦File形式で扱ったりとちょと遠回りな作業も.....

リリースとインストール数

年明けの前々日までリリースの準備をしていたのですが、一度リリース版を出していたこともありスムーズに審査がされたので、予定通り元旦にTwitterで発表しました。

投稿にハッシュタグ「#2021 #お正月 #福笑い」を付けて検索できるようしたので早速チェック。

嬉しいことに自分のフォロワーで何人か遊んで投稿してくれた人がいました。

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公開したアプリはGoogleConsoleで管理できます。 インストール数をみてみると、

V1リリース直後

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新年のリリース

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10月に公開した時よりも格段に多くなっています。 お正月に公開できたのが良かったのかなと。

最後にGithub

github.com

感想

もっと遊んで欲しかった.....

これは90%でAndroid版しか出してないのが悪い(笑)

ただ結構タイムリーな遊びでTwitterにもシェアできる形にもしたのでほんの数人しか遊んでくれている人を観測できなかったのは寂しかったです。 作っても話題にして盛り上げるのは難しいですね。誰かいい方法知っていたら教えてください。(笑)

それはそうと福笑いはお正月のネタとして毎年コンテンツを進化させるつもりなので来年もお楽しみに!(iOS版作ります!)

最近読んだ本紹介

はじめに、これはAizu Advent Calendar 2020 の記事です。

adventar.org

もう年末です。会津は寒いですね。

今回は僕が最近読んだ本をネタに記事を書きたいと思います。 2冊ともエンジニアリングに関する本なので小説とかの物語系ではないです(笑) 興味がある方は是非買ってみてください!

目次

正しいものを正しく作る

www.amazon.co.jp

この本に出会ったのが帰省した時に立ち寄った紀伊國屋書店の一角でした。完全にタイトル買いですね(笑) 本自体がすごく分厚く内容もぎっしり詰まっているので、3ヶ月前に買った本なのにまだ読み終えていません.....

エンジニアリングに携わる人全員が直面する「プロダクトの不確実性」へアジャイル開発で挑んだ筆者の経験から話が展開されます。

アジャイル開発とは?

昔からプロダクトの開発手法には様々な種類があります。 詳しく書くと本一冊が出来上がってしまうので簡潔に。

例えば、機能1,2,3に対して「企画→設計→実装→テスト」の工程があるとします。

よく比較に出されるウォーターフォール型開発では 一つの工程を完成させてから次へ進むことになっています。

図で言うとこんな感じです。 f:id:IRhate:20201217174025j:plain

ハードウェアや信頼性の高いシステムを作る際に取り入れられることが多いようです。 しかし途中で変更があったとなると戻るのが大変という弱点があるので、開発段階で変更の多いサービスを作る際には向きません。

対してアジャイル開発は

機能ごとに工程を見積もるため、実装中に仕様の追加/破棄があるのはもちろん場合によっては実装すらやり直すこともあるそうです。

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さらにこの工程をスプリントと言う一定間隔の期間を用いることで細分化します。 スプリントの中でまず開発を進め、振り返りをすることで次にどういったアクションをするのか を計画します。これによって、プロダクトの見通しがたちづらい場合にも柔軟に対応ができると言うことです。

この本は、事前にアジャイル開発の経験があった方が納得感を持って読むことができると思います。 買った当初は知識も経験も全然無かったので、レトロスペクティブやバックログとか言われても「ふーん、なるへそ」くらいの浅ーい感想しかなかったのが残念でした。 でも、幸い今のアルバイト先でバリバリにアジャイル開発しているため、もう一度最初から読んでみると理解が深まるかもなって感じです。

NETFLIXの最強人事戦略

www.amazon.co.jp

最初に紹介した「正しいものを正しくつくる」の中で偶然紹介されているのを発見したのが出会ったきっかけでした。面白そうだったので即Amazonでポチりました。 NETFLIXというのは、昔はレンタルビデオ配送やってて、オリジナルコンテンツを制作するにまで成長したシリコンバレーの大企業です。 (意外に昔からあって驚きだし、20年前にTSUTAYA DISCASみたいな事やってたみたいだから尚驚き)

ざっくり内容を言うと

・社員を本気にさせるなら福利厚生やインセンティブは意味がない

・優秀な成果を出す人材でも適さないと判断すれば解雇

個人的には賛否両論あると思っていて、最初読むと「何言ってるんだこの人は?」的な感想を抱く人が多いと思います。 自分たちの常識で考えると、優秀な人材はなんでもできそうと判断されがちなんですけど、この会社が欲しがっているのは特定の分野に突き抜けて優秀な人。これはシリコンバレーの企業に限った話ではないのでしょうが、少なくともNETFLIXは創業当初から映像コンテンツに特化した事業を展開していて、今もストリーミングサービスで世界を席巻してる業界だからこそ、多様性よりも本当にそこに適した優秀な人材がチームで必要としているみたいです。逆にGoogleのような企業は様々な人材を世界中から集めて議論させてイノベーションを起こすことを目的にしてるため、NETFLIXとは方向性が違うらしいです。面白いっすね!

ただ僕は、この本に書いてあることがそのまま日本企業にとっても正しいやり方だとは思いませんが、アメリカで起きてることは何年か経つと日本にも輸入されてくるのでスタンダードとはいかなくともなんらかの影響は受けるかも?と思いました。

さいごに

去年は自作アプリの記事を書いたのですが、今年は本紹介にしてみました。 (最近ちょこっと手をつけたサーバーサイド系の話もしたかったけど、今はひよっこなのでピーピー言ってるだけになりそうです。多分また今度書きます。)チーム開発に興味があるので来年はそういった経験を増やしつつ、就活や卒業研究とかも頑張っていかないとなぁ(真面目)

それではメリークリスマス!

半年越しにオンラインで実現したCATechDojoについて

お久しぶりです。MOTCCiです。
今回は株式会社サイバーエージェント様が主催したCATechDojoについて記事を書きました。
是非読んでみてください!

ちなみにchikaからMOTCCiに変わっていたことに気づいたでしょうか? 
ハンドルネームって悩みますよね。

CA Tech Dojoとは

CA Tech Dojo -Android 編- は、プログラミング経験のある学生を対象に約2週間でAndroidアプリ開発の基礎スキルを身に着けていただく育成型インターンです。
事前課題で理解を深め、期間中は現場社員に質問しながら、課題に沿ったAndroidアプリを完成させることを目指していただきます。

今回のインターンは今年の2月下旬から開催される予定だったものが、コロナの影響で半年越しにオンラインで実現したものです。なので新規の募集は無く、参加したメンバーは当初決まっていた人たちだけになっていました。また、個人でアプリを開発してもらう内容だったのがチーム開発に変わっていました。

インターンの参加まで

人事のななさんなな / Utsunomiya Nana (@utsu_nana) | Twitterにお声がけいただき面談をしました。今どのようなことに取り組んでいるのかや、悩み事などを聞いてくれました。正直インターンが中止になってしまった以降開発のモチベーションがダダ下がりだったので、これを機に意欲を取り戻すことができました。ななさんパワー恐るべし.....

その後突然、会社のSlackでインターン開催の通知がきました笑

2週間の内容

3人ずつの2チームを作り、与えられた課題を元に開発を進めました。

初日

午前中はzoomを使い初めての顔合わせをしました。
一人一枚スライドを使って自己紹介をしたのちアイスブレイクとしてアハ体験をしました。
アハ体験の例

アハ体験(初級)
僕は全然わからなかったです......

その後、テーマ発表があり午後から早速開発でした。
GitHubのissueに実装して欲しい内容が書かれていて、必須のものから難しいものまでラベリングされていました。僕のチームではまず必須のものを実装してから、自分たちの工夫を入れていく作戦で進めることにしました。

開発期間

作業時間は10時から19時までで基本はDiscordのルームで作業をしていました。昼食や休憩はチームごとに各自でとってOKでした。
たまにメンターさんが進捗具合を確認するために入ってきたり、他のチームのルームにも突ったりして自由な雰囲気で開発できたと思います。
ただカメラがオフだったため、僕の場合は暑い時に上裸になったり、息抜きにインスタで可愛い動物の画像を見ていたことは秘密です...笑
またある時にはサイバーの21卒内定者の方や人事のこうへいさんとランチをする機会もあり
技術や就活の話をたくさん聞かせてもらいました。

最終発表、懇親会

最終発表はチームごとにスライドを作り15分程度で発表しました。
2チームしかありませんでしたが、開発したアプリはお互い全然違う感じで参考になる部分も多くありとても面白かったです。その後は2週間を通じた先輩たちやななさんからのありがたいお言葉やプレゼントを頂戴しました。
最後に懇親会を開きメンターさんや同期たちと一緒にワイワイ楽しみました。

開発したアプリの紹介

課題のテーマは「勉強管理アプリ」でした。

必須の課題として
・自分が勉強した内容や時間などをメモにして保存
・勉強時間を測るタイマー
・編集可能なプロフィール画面

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チームで追加した機能
・科目ごとの勉強時間がわかるグラフ
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良かったこと
マテリアルデザインを意識したUIを作れた

マテリアルデザインとは↓
saruwakakun.com
要するにこれを守れば使いやすい良い感じのデザインになるよってやつです。AndroidStudioにもマテリアルデザイン用のアイコンやライブラリが豊富にあったので使わせてもらいました。奥が深いです。


・MVVMアーキテクチャを導入できた

MVVMアーキテクチャとは↓
qiita.com

個人的には一番勉強になりました。
特に画面回転で初期化されてしまう問題を解消するためには必須のアーキテクチャなため、チーム内で積極的に取り入れようとする姿勢が生まれていたのは良かったと思います。

がんばりたかったこと
・使いやすさの向上
時間を測ったら自動でメモを追加できるようにしたりなどの改善は余裕があればしたかったなという感じです。現状メモを追加するためにタブを行ったり来たりしてしまう問題はもう少しチームで議論したかったです。

インターンを通じて

何よりもチーム内で教え合う経験ができたのがとっても良かったなと思っています。僕はGitが苦手だったのですが、メンバーに得意な人がいて教えてもらっていましたし、逆にKotlinやAndroidStudioの使い方について彼らに教えてあげることができました。自分が知っていることでも人に教えることでさらに定着したり、実は知らなかった部分も出てくるので良い学習になるそうです。

ラーニングピラミッド↓
career-ed-lab.mynavi.jp
また、CA内定者の先輩方がメンターとしてついてくれたのでわからなかった部分は気軽にSlackで質問できたのも良かったと思っています。

最後に

コロナの影響もありインターンを取りやめる企業も多い中、オンラインで実施してくれたことには感謝しかありません。このインターンを企画してくださったDojo1期の先輩方、ななさんにはとてもお世話になりました。
そして同期のメンバーには今度リアルで会っていろいろ話したいなと思いました。

ありがとー

最近勉強してること

お久しぶりです。chikaです。

だいぶ遅いようですが、あけましておめでとうございます。

今年は雪が少なくて趣味のスキーをするにも近くのゲレンデが滑れる状態になかなかなってくれないので大雪が降ってくれることを毎日願ってます(笑)

  

さて、僕は昨年11月頃からkotlinというプログラミング言語を勉強しています。

kotlinとはなんぞやという方はどのような言語なのか解説している記事のリンクを貼っておくので参考にしてください。

www.sejuku.net

 

昨年の5月頃、androidアプリ開発の得意な友達に「javaよりもいい言語あるよ」と聞かされて存在を知ったのがきっかけです。すぐに勉強してみたいと思ったのですが、javaを並行して勉強していた時期でもありキツイなと思ってしまいました。そこからアメリカ研修や趣味の自転車で忙しくダラダラ先延ばしにして11月頃にようやく手をつけ始め...(しっかりしろ)

なんだかんだ書いてて楽しい言語なので好きです。

 

ここで

何か作ったアプリはないのかということで、最初に製作した

「お天気アプリ」を紹介します。

 

詳しくはQiitaというサイトで記事にしているので下を参考にしてください。

qiita.com

これは単純に各地の「今日」「明日」「明後日」の天気を表示するだけなのですが、

初心者にしては少し難易度が高かったため、アプリ開発に詳しい友達(さっきの人)からアドバイスをもらいながら製作しました。

 

そして昨年末、自分のアイデアを本物にすることができました。

その名も

 

「おもしろ福笑い」

 

お正月といえば福笑いなのかは知りませんが(別に年中やってもいいと思う)、それをスマホでできるアプリを開発してみました。

 

 

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画像のように、「ひょっとこ」「オカメ」の二種類から選べます。

 

試しにひょっとこでやってみます。

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変える」ボタンで顔のパーツが見えなくなります。

あとはドラッグでパーツを動かし、タップで回転します。

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公開」ボタンでぐちゃぐちゃになった顔(表現多少グロテスク)が現れます。

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元の位置」ボタンでパーツの位置だけ戻り、パーツの向きは戻りません。

元の状態」ボタンで元の顔の状態に戻ります。

 

工夫点は「元の位置」ボタンを作ったことです。元々はプログラミングをしていて、正しい向きに戻すのを忘れてボタンを作ってしまったのですが、意外にも位置を戻したとき2度笑えるなということに気付きそのまま取り付けてみました。

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面白い!

 

 

アプリ開発は幸先が良い感じでスタートできたので、この調子でどんどんレベルアップしながら作っていきたいと思っています。

 

もし作ったらおもしろそうだなと思うアプリがあればTwitterとかにDMしてください。アイデア大募集します!!

 

こんな感じで終わります。

また書きたいことがあれば記事にします、お楽しみに。

 

 

 

 

 

シリコンバレー滞在記  PlugandPlay訪問~最終プレゼン・帰国編

どうもchikaです。

前回のブログは楽しんでいただけたでしょうか?いよいよ最終編です。

実を言うとアメリカに来てまだ1週間しか経っていません!

この第4編で残りの出来事を紹介します。

 

少し長くなるので読み飽きたら飯の写真を見てください

 

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最初にPlugandPlayという場所を訪問します。ここは起業を志す人たちに対し企業が資金援助やビジネス戦略についてアドバイスをしてくれる場所です。投資家へのピッチが頻繁に行われています。

 

建物の周りは緑が生い茂っていました

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これまでの提携企業が壁一面にずらりと並んでいます。

日本企業も半分ほど提携しているらしいです。

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企業は小さなブースを与えられて、日々シリコンバレーから生まれる最新技術やサービスを探しています。起業家をヘッドハンティングすることもあるそう。

 

写真の方はPlugandPlayを案内していただいたオージス総研の方

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シリコンバレーではマイクロサービスが流行っているらしいです。

とても専門的なので詳しい説明は以下のリンク

ja.wikipedia.org

qiita.com

一つのアプリケーションにあるたくさんのサービス(セキュリティ認証や検索機能など)を疎結合で繋いでおいて、どこかでエラーがあった時にそのサービスの部分だけを切り取って修正が可能になるというメリットがあるらしいです。他にも運用性が高くなるメリットが様々あるらしいのですが、ここよりもQiitaに書く内容になってしまいそうなので書きません。これを機にAPIやコンテナについて勉強してみようかな?

 

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ここで日本のお茶に出会えるとは驚きです。
  

 

さて、今週は開発作業がメインと言っていましたが何を作っているのでしょう?

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時が飛んで4日後

ここはFirefoxで有名なモジラ

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 ここで開発したものをデモします。

僕は何を作ったのかと言うと

 

 

ババンッ

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画像認識とWi-fi通信を使った素晴らしい車です!

スマホのカメラに進む方向の文字を写すとその方向に車が進んでいきます。

obnizと言うWi-fi通信を利用してWebから操作できる画期的なハードウェアを利用していて、画像認識の部分はGoogle Vision API を利用しています。

 

obniz.io

obnizはWebベースで起動するので、Javascriptでコーディングします。ハードウェアを扱うのにフロント系の言語を書くのは斬新な体験でした。

また、obnizは日本企業が開発したので日本語ドキュメントが多くて楽チン。

公式サイトを見ればすぐに簡単なIoT工作が実現するのでぜひみなさんもどうでしょうか?

 

次に、画像認識に関してですがGoolgeのサービスフル活用なのでなんの努力もしていません

たださすがはGoogleで、試した中でも日本語、中国語、韓国語、ヒンディー語のテキストはほぼ完璧に認識します。(あっ、多言語対応にしてます)

しかし、なぜかアルファベットは認識率は悪い......

 

車の土台やフレームは3Dプリンタで設計したり、HackerDojoにあったパズルおもちゃを拝借して組み上げました。

 

あと、おまけとしてジャイロセンサを利用してスマホの傾けた向きに車が動く実装もしています。いろんな動かし方があって楽しいように作りました。(笑)

動いている動画のリンクはこちら

 

YouTube

 

 

 

ランチタイムには興味を持った社員さんが見に来てくれて、Microsoftで行ったような展示会になりました。

やっぱり言葉で必死に伝えるより見てもらう方がいいのこの形式が最高。

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昼食はバイキングで、どこかのように食べ物取り放題だったので今回はプロテインバーを8本くらいいただきました。一本に30gとか入っているヤバやつまでありました。

 

 

さて、いよいよHackerDojoにて最終プレゼン

現地のエンジニアを前にして5分ほど時間をいただいて行いました。

いつもの如く怪しい英語で喋ります。

 

「I think ...the taste of pizza and potatochips is better than Japan  」

「but...they are too large for me」

本当のことですよ

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ウケは好評でプレゼンが終わった後に何人か興味を持って話しかけてくれました。実際に遊んでもらった時に「interesting!」や「Oh,cool」と言われるのは気持ちよかったです。あと、やはりJavascriptでコーディングしていることには皆さん驚いていましたね。(笑)

しばらく談笑が続いた後エンジニアさんたちが続々と帰っていくのが名残惜しい感じでした。アメリカでの生活もあと2日です。

 

 このあとは開発がないので飯食べて観光してショッピングしての生活です。

 

翌日のお昼はステーキ食べたり

 

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スタンフォード大学探索したり

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プレミアムアウトレットというお店に行って爆買いもしました。

 

ちなみにアメリカのアウトレットは日本のものより大きく、アメリカブランドは関税がかからないためものすごく安く買えます!The North FaceNIKE等が好きな人はアメリカ旅行の際にぜひ足を運んでみてください。

 

 

 

 

 

いやー、短すぎる2週間でした。

体がやっと慣れてきた頃に帰らなければいけないのは結構辛いところです。

最後に、この研修で一番学んだことを書きます。それは

前提よりも直感がウケる

やっぱりなんだか音が鳴ったり、ものが動いたりするのが楽しいんですよね。メンバーの一人に100均で買ったおもちゃをサーボモータで動かして自動演奏機を作った奴がいるんですが、一番ウケていました。彼自身、苦労はあったものの、やっていたことの殆どは楽器の固定位置調整とモータが回る角度の数値をひたすら変えることですから。(笑)

 

あと、僕のラジコンを開発する前提は「手があまり動かせない人でも楽しめるように」としていたのですが、前提を説明するのを途中でやめました。少なくともこのシリコンバレーには前提より直感の楽しさを持ち込んだ方がいいと思ったからです。方法はなんでもいいから車が動くだけで楽しいんです。

 

とにかく、これからハッカソンや工作をする機会があれば「単純に、直感的に楽しいを」もっと意識して開発したいなと思いました。

 

あと最後に、英語はカタコトでも通じます。むしろ聞き取る方が難しいです。センターやTOEICのリスニングがどれだけ易しかったかを実感しました。(笑)

 

 

 

 

シリコンバレー滞在記はこれで終わりです。自分なりにおもしろ可笑しく書いてきたつもりでしたがいかがでしょうか?

いつかハッカソンインターンがあった時にまた記事を書くので楽しみにしていてください!

 

 最後に、現地コーディネータの水野さん、引率の光永先生、他の研修メンバーのおかげで素晴らしい体験ができました。ありがとうございました。

 

 

 

おまけ:

いよいよ日本に帰れると思っていたら関東を襲った台風の影響で飛行機が欠航、、、

もう一日過ごさなければいけない羽目に、、、

そこで地味にHackerDojoのすぐ近くにIntel本社があるので行ってみることに

 

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 中には訪問者向けにIntelの歴史が詰まった博物館があり、半導体メモリの時代からズラッと技術の進化が展示されていました。意外と楽しかったです。

 

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「歴史に縛られず行動し、素晴らしいことをしよう」

 

 

サンノゼ空港は未だ欠航していたのでサンフランシスコ空港まで足を伸ばしました。

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またいつかくるぞー

 

 



 

 

 

シリコンバレー滞在記 Microsoft〜サンフランシスコ観光・CrunchrollExpo編

 どうもchikaです。

前回の記事は楽しんでいただけたでしょうか?

今回は天下のMicrosoft様のオフィスで、前回NVIDIAにて発表した制作物をまた発表します。発表といってもランチタイムの時間に食堂でゲリラ展示会ですね。

その次は一日サンフランシスコ観光とアメリカ版コミケのCrunchrollExpoについて書きます。正直、この記事は書いてて一番楽しい記事でした。

 

さて、マイクロソフトに到着

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意外に地味なオフィス

本当は敷地が広すぎて一部の建物しか撮れなかっただけです。

 

中では赤いシャツを着たイカツい社員の方がご案内。奥さんは日本人らしい

 Microsoftが現在取り組んでることを色々話してくれました。

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また、会社の製作スペースがあり社員の方ならレーザーカッターや3Dプリンタが無料で使い放題。会津大のGeekDojo拡大版みたいな感じ

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さっきの赤シャツさんから3Dプリンターヒトカゲを頂きました。

可愛いでしょ?

 

そして発表会へ

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なんと、思いのほか大盛況!!!

 

引率の先生曰く、画像認識がウケたのか例年よりも圧倒的に盛り上がっていたみたいです。僕的にはプレゼン形式にするよりも、こういう展示会形式にした方が実際に体験して楽しんでもらえるので良いと思います。

でも英語力もっと鍛えなきゃなー

 

社食はバイキングで無料食べ放題!!!

日本じゃ無いですよ絶対に(笑)

 

アメリカに来てサラダは食べてないのでここでたっぷり補給

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ドリンクもスーパーみたいに陳列していて全部取り放題でした。

僕はセコいので6本くらい取って今後の飲み物代を浮かす作戦へ

 

と、こんな感じでMicrosoft訪問終了

午後はGoogle本社でお土産買いに行ったりしてだらだら

明日のサンフランシスコが楽しみです。

 

さて、翌日

カルトレインという名前の列車に乗って出発です。

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約1時間でサンフランシスコに到着

駅から歩いて市街地まで行きます。

ちなみに人はほとんど歩いていません。地下鉄やバスもありません。ちょっとした距離でも車で移動するほどの車社会らしいです。こういうところが観光客には辛いところ、、

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道中にレンタルチャリがありました

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ちょっとダサい感じがアメリカらしい

 

 

チャリの他にも電動キックボードのレンタルサービスもあります。

キックボードに関しては轢かれそうになるくらいビュンビュン走るので怖いです。

この時点で気づいているのですが

 

シリコンバレーでは日本よりずっとシェアリングエコノミー化が進んでいます

 

シェアした方が安く済む時だっていっぱいあるので、日本も積極的にシェアリングサービスを打ち出してほしいところ

 

ちなみに日本でもメルカリ子会社が運営していたメルチャリってサービスがあります。

いいよね、チャリのレンタル

 

そうこうしているうちに街の中心部へ

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ぶらぶらしていると

 

ユニクロがあり

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アップルストアがあり(やたらデカくて解放的)

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色々ある中でも一番衝撃的だったのがAmazonGo

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聞いたことない人がほとんどだと思いますが、要するにレジ無しコンビニです。アカウント作ってスマホに表示したQRコードを駅の改札みたいなゲートにSuica感覚でピッとして入場。あとは好きなものとって万引き感覚で出ればOK。

イートインスペースも完備していて完璧です。

これは10年後には日本でも流行りそうな予感でワクワクしています。

 

お次はサンフランシスコに来たら一度は乗ってみたいケーブルカー

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区間往復チケットで14ドル

だいたい6~8キロを運行

 

名物なので仕方ないかもしれませんが、乗るのに1時間は軽く待たされる始末でもう歩いた方が早いんじゃないかレベルでした。

 

でもいざ乗ってみると

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 楽しすぎる!!!!

 

1枚目に乗っている人のように手すりを掴んで電車から身を乗り出すことができるのですが、風をモロに受けて爽快感が半端ないです。晴天も合わさって最高のひとときでした。

 

大きな船のある港町に到着

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ここから車を使いとある観光名所へと向かいます。

その名も、、、、、
 

 

 

 

 

 

ゴールデンゲートブリッジ

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壮観ですよね〜

今まで見た景色のなかでダントツに迫力がありカッコいいです。

1937年に完成し全長約2700m橋の高さ67mある規格外の橋です。

 

そして風も強い

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ハゲそうでした

 

帰りは再び1時間待ってケーブルカーに搭乗

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何回乗っても楽しいです。

 

他にも行きたい観光スポットはたくさんあったのですが、当然とても一日では回りきれませんでした。なので、またいつかサンフランシスコは訪れるような気がします。

 

最後にネオンが綺麗だった映画館の写真を載せて締めます。

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次回はいよいよ最終編

PlugandPlay 訪問〜最終プレゼン・帰国

乞うご期待

 

 

 

 

 

おまけ:

サンフランシスコが充実していたので、翌日のCrunchrollExpoを紹介するのは場が悪いと思いここで紹介します。アメリカ版コミケです。

普段そこまで熱狂的な二次元ファンでは無いので生まれてこのかた日本のコミケにすら行ったことのない僕なんですが、グループのある人に誘われて86ドルの入場料を払って行きました。

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何か知ってる作品あるかなー?と思ってうろうろしてましたが、結構コアなものが多くて個人ブースとかは自分が分かるもの一つもありませんでした。

さらに日本から仕入れているので何もかも値段が高い、、、

結局、戦利品はポプテピとキズナアイのストラップ2つのみ

日本のコミケ行きます、、、

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「岡本って誰やねん」ってツッコミと「先輩」

そういえば先輩って書いたバンダナして忍者のコスプレしてた人いてすれ違いざまに笑ってしまったことがあった。

 

”先輩”ごめなさい。

 



 

 

 

 

 

 

 

シリコンバレー滞在記 到着〜NVIDIAプレゼン編

どうもchikaです。

前回の記事は楽しんでいただけたでしょうか?

今回はシリコンバレーへ出発してNVIDIAという先述のJetsonNanoを開発した会社で自分の製作物をプレゼンするまでの内容です。

 

まずはざっくりとフライトがどのような感じだったのかを書きます。

成田空港→SanJose空港で約9時間のフライトでした。

機内で僕はどう過ごしたのかというと

 

スマブラ機内食スマブラ→寝る→スマブラ→寝る→機内食スマブラ

※帰りは”スマブラ”が”テトリス”に変わります

 

まあ、スマブラのところで各々好きなことすれば良いと思います。

 

さて、長時間フライトの過ごし方についてアドバイス

  • することに困ったら寝る
  • やたら乾燥するのでマスクや水分補給は必要、コンタクトも外しておく
  • 血流が悪くなるので時々姿勢を変える

あと僕ではないんですが、「死ぬほど腹ペコなのでおかわりください」と

いうと機内食おかわりできるらしいです。

 

そうこうしているうちに空港へ到着

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ホテル近くのモールでこの景色

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ウヒョーッアメリカだぜい!(テンションMAX)

 

2週間滞在するのが楽しみです

 

お次は開発の場HackerDojoへ

ここは、現地のエンジニアさんやフリーランスの方たちが集う場所で、仕事を持ち込んだり趣味の電子工作を楽しんだりする場所です。レーザーカッターや3Dプリンタもあって本格的なものも作れちゃいます。

ピリピリした感じはなく雑談や笑い声もよく聞こえてきました。

 

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よくわからないけどかっこいい壁画や卓球台もある

 

この場所をお借りして早速作業開始!

プレゼンまで2日というまたもやカツカツな予定、さらにJetsonNanoを絶対使えという指示の下でアイデア出しからスタート。

最終的にじゃんけん、動物、クイズをお題にして3チームに分かれました。

 

 そして作業に取り掛かりますが、やることは同じで

カメラで学習させたい物の写真を撮りまくって、pytorchで学習させて、JetsonNanoで推論させてモデル作成って感じです。事前研修とほぼ一緒。

 

あるチームは一人じゃんけんと称してカメラに自分の手を見せてPCとじゃんけんをするおもちゃを作り(いや寂しすぎ...)

あるチームは動物の形にレゴを組み立てて、その動物をカメラに見せるとどの動物に似ているかを判定してくれるおもちゃを作ったり(これは本当に面白かった)

 

その中で、僕のチームが作ったおもちゃは、ある動物についてのクイズをWeb上で出してもらい正解だと思う動物の写真をPCのカメラに見せるとその動物の鳴き声とともにマルバツが表示されるというもの。「クイズって面白いじゃん??、さらに鳴き声が出てきたら楽しいじゃん??」という適当な感覚で作りました。

後に詳しく書きますが「適当な感覚」って重要です。

 

作業風景はこんな感じ

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動物はネコ、ブタ、ウシ、ニワトリの4種類を使用し、ひたすらネットから画像を引っ張ってきて200枚ほどで学習セットを作りました。相変わらずメモリオーバーやGPUエラーに悩まされながらなんとかモデルを作るところまでは1日ちょっとで完成。ニワトリをネコと認識することは時々ありましたがおおむね良い感じ。

 

次に、MQTT通信にてJetsonとPCを繋げました。

kfep.jp

この時、役目を終えたJetson君がまさかの処理サーバーとして大活躍!!

(もはやエッジAIとかの欠片もなくて草)

 

そんなこんなで完成して発表会

 

NVIDIA本社

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多分日本にはここまで巨大でかっこいい建物は存在しない.....

 

隣に新オフィスが建設中で、AIに最適化設計させたらしいです。

最先端すぎる.....

 

さて、昼食にピザを食べながらプレゼンに突入。

オーディエンスにはJetsonの開発エンジニアや会社役員の方などが居て

「こんなもの見せても良いのか...?」と恐れ多い気持ちもありました。

 

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「I'm a little nervous because the pizza was too hot for me」

とかしょうもないジョークを飛ばして若干笑いを起こす。

僕含め日本人二人は勢いと怪しい英語でプレゼンしていましたが、アメリカ出身のメンバーがいて、細かい説明は彼がものすごく流暢な英語でサポートしてくれました。この時以外にも、彼には英語でたくさん助けられました。ありがとう。

 

この制作物で学んだことは「チームプレー」と「Jetsonはサーバーとしても使える

ですかね。あとは、Jetson関連のトラブルシューティングも勉強になった部分がたくさんあります。またどこかの機会でまとめてみようと思います。

 

ちなみにプレゼンが終わり好評だったのはレゴで作る動物で

「これで起業できるよ」と言われていました。スゴい

 

また、翌日にはマイクロソフトで同じことします(笑)

 

というわけで次回はマイクロソフト〜サンフランシスコ観光・CrunchrollExpo編

乞うご期待

 

 

おまけ:

美味しいやつ

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 海外のモンスターエナジーは全部で20種類くらいあって缶の大きさも日本の約1.5倍くらいあります。でもカフェイン量は40mg/100mlと日本と変わらないです。

 

アメリカはなんでも日本よりひとまわりデカい、人も食べ物も車も家も